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戦前の話です。祖父がまだ子供のころ、山間の田舎では一般家庭でもどぶろくを造っていたそうです。
もちろん無許可で造っていたので売買できず、家庭内で消費していたとか。
それでもどこかから話は漏れるようで、たまに税務署が来ては近隣一帯の住宅を検査してまわっていました。


税務署が来たらご近所で一斉にどぶろくを隠さなければならないのですが、昔は携帯電話もメールもないので大声で触れ回らなければいけません。
しかし「税務署が来たぞ」などと叫べば逆にますます疑われてしまいます。
なので、「税務署が来たぞ」という意味の合図として「牛が逃げた」という非常にローカルな隠語が作られたそうです。
本当に牛が逃げたときは何て言ったのかは謎。

制作協力:ぼくのおじいちゃんおばあちゃん